服が僕を変えてくれた。
そう言える人も多いと思います。私もその1人です。
服で自分を着飾る。自信が持てる。
周りにカッコいいですねと言われ、服だけでなく髪や生活習慣にも気をつけようと思えた。
そんな経験をした人は多いと思います。
「パパ・ママ」にも書いたようにファッションは温度調整をするだけの機能から始まり、自分を表現するアイテムに進化してきたのだ。
しかしその先の進化を見た日本人はどれだけいるだろうか。
SNSが流行し、他者のファッションを参考に自分も服を買ってみる。
周りにカッコいいと言ってもらえる。
自分に自信が持てる。
しかしその先はあっただろうか。
LightBulbはその先を求めたいと常々言っている。
つまり「ファッション+ XX」の必要性である。
お金を出せば誰もが誰かの真似事を出来る前代において自分が誰であるのか表現することは非常に難しい。
「私は XX というブランドを着ていることで有名です。」
SNSで周りを見渡せば無数にいるであろう。
「オシャレな服を買いました、素敵なホテルに泊まりました」
SNSで周りを見渡せば無数にいるであろう。
そもそも自分を定義などする必要などあるのか。
わからない。イエスともノーとも言える。
しかし自分を定義する方法があるのだとすれば「ファッション + XX」だと思う。
お金で簡単に買うことが出来る偽の独自性ではない何かである。
服を単純に外見だけを表す自己表現だけでは無く内面や思想を表すものとして考えてみてはいかがだろうか。
だからこそブランドはこれまでの時代以上にコンセプトやポリシーを掲げる必要があり、消費者はそれに賛同したブランドから服を買うことによって自分を表現すればいいと思う。
LightBulbは環境問題について問題意識を持ちながらブランド運営をしている。
LightBulbの服を買うということは自分も環境問題に問題意識を持っていますよ、というアピールにもなる。
「カッコいいですね」
「ありがとうございます、実はこれLightBulbっていうブランドで服もいいですけどコンセプトも素敵だなと思うんですよ」
「どんなコンセプトですか?」
「環境問題に….」
と続く。
環境問題だけではなく、人権問題、動物保護 など様々な問題意識があるだろう。
どんな人間であるべきかなんて答えはない。
自分が幸せであれば十分かもしれない。
健康な体があれば十分かもしれない。
服を着飾れるだけで十分かもしれない。
様々な問題に目を向けているだけ時間が無駄だと思うかもしれない。
もしもあなたの課題意識がLightBulbと共通しているのであれば、いま一度洋服について考えてみてほしい。
LightBulb Producer
岡田直樹